MATSUSHITA MOMOTARO
かつて、これほど怨嗟に満ちた五輪はあったか。かつて、これほど人の眼差しが変わったことがあったか。かつて、これほどテレビをつけるのが嫌な日々があったか。かつて、これほど逆境に立たされ奮い立つことはあったか。かつて、これほど勝利を渇望したことはあったか。鬼はどこだ。塗り替えられるのを待っている伝説はどこだ。東京五輪スプリント・カヤック500メートル代表:松下桃太郎選手のフラッグデザイン。