Archive

高いものは安い

靴が、汚い人とは仕事をしないようにしている。
ものを見る目がないからである。

例えば、革靴というのは
ある程度進化の過程を完了しているもので
はやり病を受けにくい。

50年前も、50年後も
美しいと思われる職人物をえらび、
多少高くても買うようにして
直しながら10年使う。

革肌に、艶があらわれる。

結果、美しく高いものほど
長く使えて安い。

美意識は、人のつまさきがよく話す。

資本資源

カネを生まないものに
カネを使わない。

時間を生まないものに
時間を使わない。

名将の采配は、名称から

ブランドは名称が決定する。

どんなにいいサービスや
商品であろうと、
名前の浸透率が高くないと
馴染んでゆかない。

例えば、
ベーシックインカムを
一定生活保護法といえば、
国会のおじさんたちは
やりたくなる。

不倫を
ロマンスといえば、
とたんにダイアナ感がでて
華やかになる。

趣味は妥協

「趣味って妥協でしょ」
と、言われたことがある。

あれは、たしか
10代の終わりの頃で、
盛夏の最中なのに
急に背のあたりが
さむくなるように感じた。

じぶんは、絵が好きだった。

絵で食べてゆくとは思わなかったが、
絵以外にまわりの友達と
競いあえるような取り柄がない。
何より、その先輩の一言が
臆病な陰影をさらに濃くした。

趣味は、妥協である。

いくら、何も持たない者でも
そうなりたくはないし
そうありたくはない。

当時の強迫観念か、何かしらが、
いまも机に向かう原動力となっている。

週休3日制

週休3日制を議論するという。

週3日何も食べなくていいとは
誰も言わない。

Archive