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ヒット商品を目指さない

ヒット商品とは乱気流のようなもので、
大きく上がれば下がりやすく
そのブランドの回復には
2倍の資源を要する。


それよりも、
その商品があたりまえの存在になるよう
インフラ化を目指し、
浸透と同時に価値(=価格)も上げていく。


これは、組織で働くスタッフのあり方も
同じである。

ステルス・マネジメント

経営者が持つ権利・権威に
暗い部分が見えると
従業員はロイヤルティを無くしやすい。


一時期、広告に見せない広告手法として
ステマ(ステルス・マーケティング)があったが、
経営手法にもステマ(ステルス・マネジメント)があると思う。


「うちの社長はステマだから」。


と、従業員の信頼を失わないよう
気をつけなければならない。


だれもが調べ・発信できる透明化の時代に、
経営者が持つブラックボックスは
すでに機能していない。


「俺は苦労したんだから、これくらいは当然だ」
という考え方は前時代となった。

顧客を愛するか。上司を愛するか。

上司は、部下の能力が上がると警戒する。
ポジションを奪われる前に
手を打とうとする。


顧客は、担当の能力が上がると喜ぶ。
さらに良いサービスを受けられると
期待してくれる。


真に愛すべきはどちらか。


自分を頼り
長く仕事を任せてくれるのはどちらか。


自ずと見えてくる。

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