明日への対応
ある本に紹介されていたが、
明治時代の面白い談話が実際に残っている。
口語訳では、
– –
この仕事だけは 無くなるはずがないと思っていた。
千年以上、武士が存在する前から
栄えてきた仕事だ。
日本人の根底であり魂をつくる仕事だった。
決まったときにはまさかと思った。
– –
明治9年に廃刀令が出たときの
刀剣職人の話らしい。
ルールは変わる。 変わることを前提にする。
人は、売られるのは嫌いだが買うことは好きだ
であるから、
売る仕組みをつくるよりも
買われる仕組みをつくるほうが、
最終的な利益は出やすくなる。
クリエイターは、“がんばりました”を、売らない
顧客は質のいいクリエイティブや
デザインを買いたいのであって、
クリエイターの努力を買いたいわけではない。
●忙しいなかやった
●寝ないでやった
●泣きながらやった
成果の低いものよりも、
●合間にやった
●五分でやった
●Youtube見ながらやった
成果の高いもののほうが顧客は嬉しい。
「これだけがんばっているのだから」と
安易に考えてしまうのは、
顧客への想像があまりにも足りていない。
「顧客が本当に欲しいものは何か」を
冷静に捉えて提供できることが、
クリエイションサービスの大前提である。
守りたいときは、攻める
守りたいときには
攻めるしか選択肢はない。
守りの一番の問題は、
「前進もないが後退もない」という
油断をすることにある。
自らが守りに入っているときに
周りには必ず攻めている人がいる。
おのずと自身は後退する。
分解リーダー学
人気とは権力を放棄したところに生まれ、
権力とは人気を放棄したところに生まれる。