位打ち
利益が出るほど
経営者は自分の力を過信し、
気位が上がりやすい。
位打ち(くらいうち)という。
元々の意味は、
「位を昇らせてゆけば
人間がだめになってゆく」ことを
知っていた朝廷が、
武家の棟梁に使った手法を指す。
むかし、鎌倉幕府を開いた源頼朝が
京の公卿衆からこの位打ちの目にあい、
懸命にそれを回避し、断り続けた。
信長の死後、
豊富秀吉も徳川家康を臣従させようと
位打ちにした。
経営者は、
自分から自分に発せられる位打ちを
回避し続けなければならない。
意図しないと出来ない。