家紋とロゴマーク
世界で家紋を持つ文化圏は
ヨーロッパの貴族社会と日本だけであり、
日本では家紋を持たない家系はないとも
言われている。
日本人は古来より
「視認性」「識別性」「独自性」を
強調したものを旗印として戦場で掲げ、
味方の統一のためにマークは機能してきた。
これは1000年後のマーケットにおいても
本質的には変わらずに、
良いロゴマークは強くシンプルにデザインされ
組織をまとめる力を持っている。
もし、自社のロゴマークが
なんとなくで作られていたり
いつのまにか複数ある場合は
統一の力を持ちにくいであろう。
身近で例えると、
日の丸のパターンはひとつしかなく
世界一シンプルにデザインされた。